子育てや介護を経たキャリアに、“価値”がある理由
チャイルドペナルティ(子供を持つことによる社会的不利な状況)をどう捉えるか
高原朋美:パーソナルキャリア支援者
2025.06.20
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■「働きたいのに、働けない」構造的な問題
日本における女性の労働参加には、長年にわたり特有の構造的課題が存在してきました。
その象徴とも言えるのが、いわゆる「M字カーブ」です。これは女性の年齢階級別労働力率を示したもので、20代後半から30代前半にかけて一度就業率が下がり、子育てが一段落する40代で再び上昇するという形をしています。
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- ■私自身が経験した「L字」の実感
- ■他者の痛みに気づく、という力
- ■キャリアにブランクはないという考え方
- ■名もなきスキル・知見
- ■日本は今、柔軟な働き方に注目している
- ■今しかできない経験・喜びに注目して
- ■時短ツールもたくさんある。手抜きではない“工夫”です
- ■まとめ:Will×Can×Mustのバランスは、変わっていい
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